内倉真一郎 / Shinichiro Uchikura
写真集「十一月の星」 限定100部
7th EMON AWARD グランプリ受賞作品
2018年11月6日 第一刷発行 sold out
著者 内倉 真一郎
※ポストカード2セット付き。
落丁・乱丁本はお取り換えいたします。
印刷・製本 株式会社イニュニック
判型:293×220mm
総頁:74ページ
仕様:ハードカバー
Edition:100
写真集「十一月の星」限定100部
息子がこの世に産まれてくれました。生まれた直後、ある事に気がつきました。目薬のようなものを一滴だけ目に注がれ、元気よく鳴いていましたが、涙が出ていないのです。
また、新生児でまだ笑うはずのない息子は一瞬、微笑むような表情を見せてくれました。 そうしたことにまだ医学的根拠はないそうです。
人間は産まれた瞬間から、絶対に避けられない死に向かっています。でもそれは決して暗いことではありません。教えてもいないのに乳を欲しがることも体を動かす動作や、泣き声すらも命のもっとも原始的な行為のように思います。その生きようとする力強さ、神秘性を僕はうつくしいと感じて作品にしようと思いました。
My son was born into this world.Straight after he was born, I noticed something.A single drop of eyewash was dripped into his eye, at which he cried heartily,yet he shed no tears.And, although it is not supposed to be possible in a newborn,for a fleeting second my son showed me something like a smile.Apparently, there is still no known medical explanation for this.From the moment of birth, humans head toward a certain death.However, this is not something morbid.That yearning for milk is not a thing taught.The movement of the body, even the crying voice;I think of as the most primitive fundaments of life.I feel beauty in the strength and mysticism inherent in anything trying to live,and try to capture it in my work.
発送は佐川急便で送料無料です。
WEBサイト購入では税込価格です。
クレジットカード払いの方は一週間以内に発送します。
銀行振込の方は入金確認後、一週間以内に発送します。