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著者:内倉真一郎

発行:KANA KAWANISHI GALLERY

印刷・製本:株式会社イニュニック

製本:PUE製本、ガンダレ表紙

サイズ:210 mm × 297 mm

ページ数:126P

刊行日:2022年1月1日

販売価格:3,800円(税別)

第一弾 『Early works 1: Street』

¥3,800価格
  • KANA KAWANISHI GALLERYより文章抜粋。

    「Early Works 1: Street」は、内倉真一郎の初期作品の中から路上のスナップショットに軸を置く〈震える瞳〉、〈PARASITE〉、そして 〈分離と融合〉の3シリーズをまとめた作品集。

    〈震える瞳〉(2003年)は、超初期作品ながら内倉作品に通底する表現要素が凝縮され、東京と大阪の街並みを写しながらそのモノクロームの粒子のなかには生と死、瞬間と永遠、偶然と必然などの対義的な存在が渾然一体と息を呑む瞬間として切り取られています。

    〈PARASITE〉(2008年)は東京・新宿の路上をベースに、老若男女、動物、植物、そして街自体がそれぞれに寄り掛かりながらも各々に命を全うする様がフイルムに焼き付けられています。

    そこからさらに8年後に発表された〈分離と融合〉(2016年)は、故郷・宮崎の街並みを被写体にしたスナップシリーズであり、前述の2作品と同様に荒々しく清々しい命の躍動を瞬間として切り取りながら、その地に根をおろす作家ならではの眼差しが向けられています。

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